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【ドッグトレーナーパパ】2児を抱えるドッグトレーナーが「イクメン」に思うこと【奮闘記②】

コラム

【ドッグトレーナーパパ】2児を抱えるドッグトレーナーが子どものしつけに思うこと【奮闘記】①

に続き早くも第2回となりましたこのコラムですが、短期間でアップをしているのには理由があります。

タイトル通りに読み取られれば、「単なる2児のパパであるドッグトレーナー」ですが、実は

「現在一人で2児を抱え、家事・育児・仕事をしているドッグトレーナーパパ」

なのですが、これは決して妻と離別したわけではなく、妊娠中の妻が現在【切迫子宮破裂】という状態で長期に渡る入院生活を余儀なくされているからに他なりません。

つまり、この先最長で妻は2か月は病院にて絶対安静で過ごさなければならず、一方私たち家族はその間何とか生き抜いていかねばならない状態であるということで、裏を返せばこんな「パパでありママ」なんて期間は限られているからであり、今記せることを書き記したいからであります。

そんなママでありパパであるような私が、「イクメン」について思うことを今回は皆さまに知ってもらいたいのです。

「イクメン」とは?

今更ながら、「イクメン」とはどういう意味でしょうか?

育児を楽しみ、積極的に行う男性、または、将来そのような人生を送ることを望む男性の略称で、イケメン(イケてるメンmen、またはイケてる面(顔)の両説あり)をもじった造語。育メン、育menとも表す。以下略
引用:https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%A1%E3%83%B3-188869

簡単に言うと
「育児に対して前向きに取り組もうとしている男性(=パパ)」
ととれると思います。

「イクメン」と大きな声で言えなくなっていないか

共働きが当たり前となっている現代とはいえ、少なくとも男性が育児に積極的であることはとても素晴らしいことだと思います。

私たち男性は、何をどう頑張っても「出産」ができません。

そんな私たちが授かった子にできることは「頑張る」しかないわけであり、その頑張りが結果的に間違っていてようが正しかろうがまずはその姿勢自体に大きな意味があることは明白だと思うのです。

犬の飼育に関しても全く同じで、ご相談に来られる方は皆さま「良かれと思って」行っていたことが結果としてボタンのかけ違いを起こす結果となってしまっていた、なんてことはざらにあります。
しかし、それらはすべて「我が子のため」と一生懸命に考えた結果であり、その「方法」を知らなかっただけで、何ら間違っていなく、ただただ正解を知ればなんの問題もないのです。

人間の赤ちゃんに関して言えば、男性は産むことができないという一点において大きな違いがありますがともかく、私が昨今思うことは、

「イクメンって何やら揶揄される言葉になってやいないか?」

ということです。

本来であれば「イクメン」とは「育児に対して前向きな男性」というだけで、なんら悪い要素はないはずなのに、ともすると

「やり方を間違っている、育児した気になっている勘違いパパ」

見たく言われてしまっているように感じます。この考えの裏には

「家事や育児のことなんてわかってないくせに、夫のエゴでペースを乱されてかえって面倒くさい」

なんていったママたちからの本音も内包されているのではないでしょうか。

赤ちゃんの立場に立って考えたときの正解

では一体何が正解なのか?

私は十余年ドッグトレーナーをしておりますが、ご夫婦でご相談に来られた方々にはしばしば意見の対立構造を起こしてしまっているケースがありますが、果たしてどちらの言い分が正解なのか?

それは犬のみぞ知る

ことです。

その犬のことを馬鹿みたいに考えていることが我々ドッグトレーナーなのですが、このことは人間にも言えることで、「イクメン」が良いかどうかは赤ちゃんが決めること、でもあると思うのです。

もっと言えば、それは最終的に良かったかどうかを決めるプロセスの一部でしかない、とも言えます。

私たちはどうしてもともすると真の目的を見失いがちで、ひいては目先の自身の考えややり方を正当化したくなります。

そのことに対して議論してぶつかって、導き出した結論が違うこともあるでしょうし、たまたまいい感じに進むこともあるでしょう。

でも結果的には当事者が最終的に幸福を感じていけるかどうかが大事だと思うのです。

いずれにせよ、命に対して真摯に向き合うことが間違っているとは思えません。

だから私は「イクメン」上等、どんどん赤ちゃんに前のめりでいってほしいなと思うのです。

ワンオペ育児:2児の子を育てるドッグトレーナーパパが思う「私たちパパが忘れてはいけないこと」

実は私は第2子の出産の際にも妻の長期入院を経験しているわけですが、そのころからずっと感じていることがあります。

赤ちゃんに前向きであろうが後ろ向きであろうがすべての父親の皆さまに一つの意見として知ってもらいたいことです。それは、

我々パパはどんなに頑張っても母親には勝てない

ということです。

私の場合は第2子の出産の場合は特に、すべてを犠牲にして子どものために尽力したと胸を張って言えます。

それは仕事も含めて(私は自営業で、当時ご予約やご来店の制限もかけてまでやっておりました。)すべてにおいて、です。

当時の私は、間違いなく妻よりも子供のために尽くしている!と息巻いておりました。

しかし、当の子どもがママに再開したときの顔を見たとき、

「ああ、こんな顔するんだ。これは自分には無理だな」

と痛感しました。それはショッキングなことではなく、子どもにとっていかに母親という存在が大きいかと知らされただけでした。

色んなことはさておいて、とにかくガムシャラに!

そんな私が意気消沈したかというとそんなことは当然なく、それまで通りに子どもに愛情を注いで今に至ります。

私が申し上げたかったことは、

変なプライドは捨てて真っすぐに相手に向き合えばそれでいい

ということで、それが「イクメン」と呼ばれようがどうであろうが純粋に真っすぐ試行錯誤すればいいいのでは、ということです。

立場が違えば見える景色も受けるストレスも違います。
それらは絶対に同じ温度ではわかりません。

だからこそ命に向かって全力をつくことが親として、飼い主としてのやることのすべてだと思うのです。

頭と体を120%回転させて、今から、今日から、明日から、一緒に頑張りましょう!

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